演劇部でメイク担当したことがきっかけで…
私がスタイリストを目指すきっかけとなった出来事、
それは学生時代に所属をしていた演劇部の中で役者のメイクを担当し、
衣装のスタイリストやヘアを担当する人との共同作業の中に喜びを見いだした為です。
その当時はしっかりとした技術もなく、
独学で色々な情報を集めながら自分が気に入ったメイクを見よう見まねで役者に施していました。
私にとって非常に大きな喜びを感じた部分としては、
他の人々と共に働きながら、その役者のイメージや舞台でのキャラクターに合ったイメージを一から作り上げていくという事でした。
そして、この経験から全体的なイメージをコントロールする、
個人の感性が非常に重要になってくるスタイリストの仕事を志望する事にしたのです。
日本の国内におけるファッションの需要は海外の物よりも高まっている他、
一般の人々がファッションに持つ関心やファッションに費やす平均額も海外よりもかなり高くなっている事からもわかる通り、非常に大きな業界と言えます。
スタイリストの需要は高まっている
それに合わせてスタイリストやヘアメイクの仕事の需要は高まってきています。
これらの仕事を目指す全ての人が有名になる、フリーで仕事をする事が出来る訳ではなく、
仕事を続ける中で理想と現実のギャップからクリエーションをあきらめてしまう人や、
なかなか芽が出ない事から他の仕事を選んでしまう人も多いです。
ですので、スタイリストとして働きたい場合にはしっかりとした志望動機を持っている事や、
決して揺らぐ事のない強い意志を自分の中に持っている事が大切になってくるのです。
スタイリストを目指す上での志望動機は人によって大きく異なってくると思います。
ただ単純に華やかな仕事であるから、活躍する場が多いから、
服が好きだからという表面的な理由でスタイリストになる事を選ぶのであれば、
もしかすると他の職業を見つける事がいいかもしれません。
その理由としては、スタイリストとして働く上では服が好きという事はあくまでも前提であり、
それより先に何があるのか、なぜスタイリストという仕事でなければならないのかが重要です。
自分だけの志望動機を持っている事や、
修行を積んでいく中でも決してあきらめな強い意志を持ち続ける事が、
師匠と呼べるスタイリストの下に付く為には必要になってくる事なのです。
ですので、これからスタイリストを目指して勉強していく場合には
、今一度自分がスタイリストを志望する動機を考えたうえで、
果たして自分が本当に行きたい道かどうかを見当していくようにする事が必要になってくるのではないでしょうか。